当院の整形外科の特徴
当院では、一般の整形外科で扱う、肩こりや膝・関節・肩・腰の痛み、脱臼、骨折などの異常や疾患に対して、リハビリテーションなどを通じて自己治癒能力を利用した治療を重視しています。
薬や注射に頼りすぎず、必要な場合には提携先の医療機関で手術を受けることができ、手術後も連携して当院でのリハビリを続けることが可能です。
スポーツ整形外科と手外科の専門医が最新の知識とこれまでに培ってきた経験や技術を元に診察を行うため、安心して治療を受けることができます。
保存的加療で手術をしない治療
薬物療法、理学療法、装具療法などを組み合わせて、症状の改善を図ります。
特に運動療法やリハビリテーションでは、理学療法士が在籍しており専門性の高い施術を行うことで、患者さんの機能回復の促進や再発の予防を行います。
手術をせずに治療を進めることで、リスクを減らし、回復後の生活の質を向上させることを目指します。
体外衝撃波で疼痛治療
当院では、体外衝撃波治療を用いて、スポーツによる筋肉や腱の損傷による痛みを治療しています。
この治療法は、患部に外部から衝撃波を当てることで、痛みを生じる神経を破壊・変性させたり、新生血管の再生を促進したりする効果があります。
これにより、治りづらい痛みを改善し、患者さんが早期にスポーツ活動に復帰できるようサポートします。
治療効果は60~80%と高く、海外でも広く認められています。
再生医療で自己治癒能力を促進
再生医療は、患者さん自身の自己治癒能力を高める最新の治療法です。
当院では、PRP療法(PFC-FD™療法)を用いて、スポーツによる筋・腱・靭帯損傷の治療を行います。
PRP療法(PFC-FD™療法)では、患者さん自身の血液を採取し、血小板を濃縮したものを患部に注射することで、自然治癒力を促進します。
この治療法は、組織の修復や炎症の軽減に効果があり、より早い回復を目指すことができます。
動注治療で手足の痛みの原因にアプローチ
「動注(動脈注射)治療」とは、ヘバーデン結節・プシャール結節などの変形性疾患、足底腱膜炎などの腱炎付着部炎に伴う新生血管(モヤモヤ血管)に対する治療です。
手首または足首の動脈から細いチューブを挿入し、薬液を注入し異常な新生血管を塞栓することで、炎症および痛みを改善します。治療に要する時間は約5分で、副作用、日常生活中の制限もほとんどありません。
※この治療はオクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発されたものです。
当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び動注治療を行なっております。
エコーによる正確な診断・注射
エコーは、リアルタイムで関節や筋肉、腱の状態を確認することができ、正確な診断と治療が可能です。
特に、エコーガイド下での注射は、患部にピンポイントで薬剤を投与することができるため、治療効果を最大限に引き出すことができます。
これにより、患者さんの痛みを迅速に和らげ、回復をサポートします。
漢方で内側から体質改善
漢方薬は、自然の生薬を使っており、副作用が少なく、長期的な体質改善に効果があります。
個々の患者さんの症状や体質に合わせた処方を行い、根本的な体質改善を図ります。
漢方療法は、西洋医学の治療と併用することで、より効果的な治療の提供が可能です。
整形外科で対応する症状
全身
- 起きたら痛い
- 骨・筋肉の衰え
- 体力の衰え
怪我
- 交通事故を含めた怪我
- 打ち身、捻挫、切り傷、すり傷
- 骨折
- 打撲
首
- 首が曲がって伸びない
- 首こり
- 首が痛い
- 寝違えた
肩
- 肩こり
- 40肩、50肩
- 肩が痛い
- 腕が上がらない
肘
- 肘の痛み
- 肘の腫れ
- 肘のしびれ
- 肘の可動域制限
腕・手・指
- 手の指の変形
- 手の痛み、痺れ
- 手の冷えやそれを原因としたしもやけ、アカギレ
- 手の皮膚の下のできもの
- 突き指
背中
- 背中の筋肉の痛み
腰
- 腰痛
股関節
- 股関節の痛み
- 股関節の腫れ
- 股関節のこわばり
- 股関節の可動域制限
膝
- 膝痛
- 膝が曲がって伸びない
足
- 足の裏の痛みや疲れやすさ
- 歩きづらさ、歩いているとだるくなる、歩いていると痛くなる
- 歩いていると痺れてくる
- 扁平足(特に子供は治りやすいです)
整形外科で対応する疾患
首
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 変形性頚椎症
- 頚椎症性神経根症
- 頚椎症性脊髄症 (頚髄症)
- 後縦靭帯硬化症(OPLL)
- クラウンデンス症候群
肩
- 四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)
- 腱板損傷
- 石灰沈着性腱板炎
- 凍結肩
- インピンジメント症候群
背中
- 胸椎圧迫骨折
- 肋間神経痛
肘
- 橈骨管症候群
- 肘部管症候群
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)
- 野球肘
- 変形性肘関節症
- 遊離体
腰
- 急性腰痛症
- 胸腰椎圧迫骨折
- 椎体骨折
- 変形性腰椎症
- 腰椎すべり症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 変性側弯症
- 腰椎椎間板症
- 腰椎分離症
股関節
- 変形性股関節症
- 臼蓋形成不全
- FAI (大腿骨寛骨臼インピンジメント)
膝
- 偽痛風
- 膝靭帯損傷
- 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
- 半月板損傷
- 離断性骨軟骨炎
- 変形性膝関節症
- 大腿骨内顆骨壊死
足・足首
- 肉離れ
- 扁平足
- 外反母趾
- 脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)
- アキレス腱炎
- アキレス腱断裂
- 痛風
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)
- 蜂窩織炎
- 足関節捻挫
- 関節リウマチ
骨の代謝
怪我・骨折
- 脱臼
- 手指脱臼
- 肩関節脱臼
- 橈骨遠位端骨折
- 手指骨折
- 足関節骨折
- 膝蓋骨骨折
交通事故
- むちうち
- 頚椎捻挫
- 腰椎捻挫
整形外科で対応する検査
- 超音波(エコー)検査
- 骨密度測定
- X線
- 血液検査
整形外科で対応する治療
関節内注射
ヒアルロン酸やステロイドなどの薬剤を関節内に注射し、炎症を抑え、痛みを軽減します。
手術療法
重度の変形や損傷には、手術による治療を行います。具体的には、腱修復、骨折固定、関節置換などが含まれます。
薬物療法
痛みや炎症を抑えるための内服薬や外用薬を処方します。
装具療法
サポーターやコルセット、シーネなどを使用し、患部の安定や痛みの軽減を図ります。
交通事故の治療について
労働災害とは、業務中や通勤途中に発生した負傷や疾病のことです。
当院は「労災保険指定医療機関」に指定されており、労災保険を利用することで自己負担なしで治療を受けられます。
労災申請については、会社の労災担当者もしくは管轄の労働基準監督署にご確認ください。
労働災害の治療について
労働基準監督署が調査を行い、労災と認定されると従業員は労災保険給付を受け取れます。
給付金の支給は通常1~3か月程度です。
労災認定に不服がある場合は、労働局へ審査請求が可能です。